血液サラサラは嘘!?

みなさんこんにちは!

血液サラサラにしたいですよね♪
私も晩御飯に納豆食べてます(・∀・)b


でもこれ、医学的根拠ないみたいです(汗





■よく見かける血液ドロドロの写真って何?

赤血球がつながっている状態を連鎖状配列赤血球(ルロー)と言います。
コレが起こるのは食事と関係なく

・血液中に脂質や糖分が存在しているとき
・血液を固めるフィブリン(凝固成分)が多すぎるとき
・脱水状態のとき

となります。
そして実は、血液の写真は、
撮り方によってドロドロにもサラサラにも見せることができます。


サンプルの血液の“量を増やし”たり、
プレートできちんと引き伸したりしていないときに、
赤血球が数珠状にくっついた状態に見えるようです。


■血液ドロドロに見せる方法

まず、サンプルの血液量が多いときは、
赤血球が何層にも重なりくっついて見えます。
逆に、血液量を減らすと赤血球がバラバラに見えるのです。

次に、顕微鏡で血液を見るときにプレパラートできちんと挟んでいないとき。
これは、顕微鏡視野内の赤血球濃度が希薄になることで、
赤血球がバラバラに見えます。

あと、採血の後3分程度で、赤血球は凝固を始めてドロドロに見えます。
なので、迅速に見せないと、
誰の血液でもドロドロに見せることが可能なのです。


また、水を飲んだかどうかでも血液の粘度は変わってします。
逆を言えば、水分を補給すればサラサラになるのです。

もちろん、脂質異常の状態では血液の粘度が高まり、
血管内にコレステロールがくっついて、詰まってしまう恐れがあります。


やはり「思い込み」危険ですね ( ̄ー ̄)ニヤリッ